結論として、転職を決意した直後に最も重要だったのは、求人探しよりも「なぜ転職したいのか」を整理することでした。本記事では、筆者が最初に行った具体的な行動をまとめます。
本記事で分かること
- 転職を決めた後、最初にやるべきこと
- 求人探しより先に整理すべきポイント
- 転職活動を失敗しない進め方
結論|最初にやったことは「転職理由の言語化」
転職を決意した後、筆者が最初にやったことは、求人を見ることでも、履歴書を書くことでもありません。最初にやったのは、「なぜ自分は転職したいのか」を紙に書き出すことでした。
1.なぜ、これが最優先なのか?
転職理由が曖昧なまま活動を始めてしまうと、
- どの求人が自分に合っているのか判断できない
- 面接で話す内容がブレる
- 内定後に「思っていたのと違った」と後悔する
といった失敗につながりやすいからです。
2.筆者が実際に書き出した転職理由
筆者はノート(PCでも問題ありません)に、次の内容をそのまま書き出しました。
2.1.今の職場で感じている不満
次に書いたのは、理想の働き方や将来像です。
- 上司/後輩が辞職し、将来の体制が不安になった
- 小規模なグループ開発のため、技術的な成長が頭打ちになっている
- サービス対応業務が増え、技術の専門性を深めにくい環境になっている
ここでのポイントは、きれいにまとめようとしないことです。愚痴や感情的な言葉でも構いません。まずは正直に書き出すことを優先しました。
2.2.「本当はどうなりたいのか」
次に書いたのは、理想の働き方や将来像です。
- 組み込み/制御系の技術を軸に働きたい
- 仕様検討から実装まで一貫して関われる環境で仕事がしたい
- 現場で技術力を評価されるエンジニアでいたい
- 年齢を重ねても、エンジニアとして価値を持ち続けたい
この作業を通じて、「転職したい」という漠然とした気持ちが、「どう働きたいのか」という具体的な方向性に変わりました。
2.3.転職で「絶対に譲れない条件」
最後に、転職で譲れない条件を3つに絞りました。
- 組み込み/制御系の技術に関われること
- 技術を正当に評価する文化があること
- 現場エンジニアとして働けること
年収や福利厚生、勤務地などの条件は、この段階ではあえて細かく決めませんでした。
条件を決めすぎてしまうと、本来は自分に合っているはずの求人を、最初から除外してしまう可能性があると考えたからです。
3.なぜ求人検索より先にこれをやるべきか
転職サイトを開くと、どうしても次のような条件に目が向きがちです。
- 年収
- リモートワーク可否
- 残業の少なさ
しかし、転職理由が整理できていない状態だと、「なんとなく良さそう」という理由だけで応募してしまう危険があります。
筆者は事前に転職理由を言語化していたことで、
- 求人を見た瞬間に「自分に合う/合わない」が判断できるようになった
- 転職エージェントとの面談がスムーズに進んだ
- 面接でも一貫性のある説明ができた
といった明確なメリットを感じました。
次にやったこと
転職理由を整理した後、次にやったのは転職エージェントへの登録です。
特に筆者の場合、
- 組み込みソフトウェアというニッチな職種であること
- 職務経歴の整理が難しかったこと
- 自分の市場価値を客観的に知りたかったこと
といった理由から、リクルートエージェントを最初に利用しました。
実際に利用した体験談は以下の記事にまとめております。
まとめ|転職成功のスタートは「自己整理」
転職を決意した後、最初にやるべきことは、
- 求人検索
- 履歴書作成
- 片っ端から応募
ではありません。「なぜ転職したいのか」を言語化することです。これができると、転職活動は「不安な作業」から「戦略的な行動」に変わります。もし今、転職を考え始めたばかりなら、まずは10分で構いません。紙やPCに、今の気持ちを書き出すことから始めてみてください。
よくある質問
Q1.転職を決意したらすぐ応募すべきですか?
A1.すぐに応募するよりも、まず転職理由や希望条件を整理する方が結果的に満足度の高い転職につながります。
Q2.転職活動はどのくらいの期間を見ればよいですか?
A2.一般的には2〜3か月程度を目安に進めるケースが多いですが、情報収集だけ先に行う人も少なくありません。